カードローンも過払い金対象!?
過払い金返還請求の対象は「キャッシング」だけというわけではありません。『お金を借りていた事実』さえあれば、だれでも対象となるのです。
良く思われがちなのは、「キャッシングカードを利用してお金を借りている人対象」だと思われているようですが、そのようなことはありません。
過払い金とは読んで字のごとく「払い過ぎたお金」ということです。金利が法律に決まった範囲で借りていた場合は対象となりませんが、多くの場合がそれ以上の金利でお金を借りていました。なので返済をする時に、余分にお金を返していたことになります。
これはキャッシングカードだけでなく、ショッピングカードでも、その他のものでも、何でも同じことが言えます。
取引期間が長いほど多額の返還が見込める
カードローンで長い間返済をしていた人は、かなり多くの過払い金が発生している可能性があります。理由としては、長い間、余分にお金を払っていれば、それだけ多く余分に返しているということになるためです。
なので、短い期間でお金を返し終えた方は、それほど過払い金が発生していないことでしょう。
では、どのくらいの過払い金が発生しているのかというと、実際に調べてみないとなかなか分かりません。
- どのくらいの利息で借りていたのか?
- 何年取引していたのか?
- 何社と取引していたのか?
この辺りを調べる必要があります。どのようにして調べるのかというと、代理人に取引していたカードローン会社にコンタクトを取ってもらい、取引履歴を開示してもらうのです。取引履歴には、いつ、いくら、どのくらいの金利で借りたのか、全て情報が掲載されています。
それらの情報を元にして、正しい金利で代理人が計算し直します。計算し直した結果により、過払い金が発生しているのか、それとも発生していないのか。発生していたとしたらいくら発生しているのかを確認することが出来ます。
いくら発生しているかによって、返還請求を行うのか否かを決定することが出来ます。おおよその目安ですが、10万円を超える過払い金が発生していたら、返還請求する価値はあるかもしれません。
ちなみに、50万円、100万円過払い金が発生している事は結構ありますので、調べてみる価値はあると思います。
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